分流式下水処理場・ポンプ場向け沈砂洗浄装置
「サンドクリーン」の開発の背景・趣旨
沈砂洗浄装置「サンドクリーン」は、小規模の分流式下水処理場やポンプ場に数多く見られる、沈砂池に溜まる沈砂の搬出処理において発生する悪臭および作業環境の悪化という問題を改善するために開発されました。
![]() |
小規模の分流式下水処理場やポンプ場では、そこに流入する管路が短いため汚物が粉砕されにくく、そのまま沈砂と混ざり合い分離しにくい状態で沈砂池に溜まります。 |
![]() |
溜まった沈砂は揚砂ポンプで汲み出され、付着している汚物を除去してから排出されますが、除去装置が簡易なため汚物の臭気が改善されないまま排出されることが多くあります。 |
![]() |
そのため市街地に位置する処理場やポンプ場では、沈砂の処理や運搬時に発生する悪臭に対する苦情が上がったり、場内の作業環境の悪化を引き起こす傾向にあります。 |
